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カリブ海ら辺でイラついてます。

日本語と英語とスペイン語のネット情報についてイライラすることにしました。

日本で住民票を抜いてきたらe-Taxを使わずに確定申告しなくちゃなんだってさ

今まで何度かマイナンバーカードというものがいかに使えないかということについて、折に触れて書いてきましたが、今回ほどあきれ返ったことはありません。

なんと、日本出国時に住民票を抜いてきた日本人は税法上の非居住者という扱いになり、e-Taxが使えないというのです。

何のためにはるばる日本からマイナンバーカードとICカードリーダーと生命保険の支払証明と、源泉徴収票と、いろいろと持ってきたのか・・・

あほらしすぎます。

 

詳細は以下のようなことだそうです。

日本出国前に住民票を抜いた場合、海外居住者は日本の非居住者扱いとなります。

日本に住民票がないと、e-Taxを利用した確定申告の申請においてマイナンバーカードが機能しないので、海外にいる日本の非居住者はe-Taxでの確定申告ができないということになります。

その上、確定申告における控除が基礎控除と雑損控除と寄付金控除だけとのこと。

結構大きい生命保険料控除がないというのは非常に痛いところ。

No.1100 所得控除のあらまし|所得税|国税庁

 

で、海外にいる非居住者の方が、その年の途中まで働いているなり日本で事業をしているなりしていたとして、源泉徴収の対象になる所得があった場合、以下の3つの方法が取れるようです。

駐在員やら、グローバル人材になりたての方々、そして企業を退職して私費の留学生となったみなさんは、e-Taxが使えないマイナンバーカードなんぞとりあえず捨て置いて、現実的な対処を心がけていただきたいところです。

 

①出国前に年末調整ないしは確定申告

いろいろブログなんかを見ていると、こういう記述が散見されますが、このあたりについては国税庁さんのウェブページを見ていてもさっぱり情報がありません。

役所オブ役所である税務署が時期外れの年末調整や確定申告を受け付けてくれるのか、かなり疑問です。

 

②出国前に納税管理人を選出して届け出る。

住民票を抜くタイミングで出国前に納税管理人を選出して届け出ておくと、その人に確定申告の書類を提出してもらうことができるそうです。

また、納税関連の案内も全部その人に郵送されるようです。

ただ、どれだけ血がつながっていようが、仲が良い親友だろうが、自分の収入がいくらあるという非常にプライベートな内容を晒してまで、確定申告してもらうのは気が引けるような気がします。

No.1923 海外転勤と納税管理人の選任|所得税|国税庁

 

③毎年1月中旬に申告用紙をカラー印刷して日本の税務署まで郵送

どう考えてもこれが一番現実的なような気がします。

正直計算するのが非常に面倒ですが、個人事業主としてそれまで確定申告をしている人なら言わずもがな、企業で毎年年末調整用の書類を書いていた人にとってもそれほど難しくはなさそうです。

記入方法や計算方法については詳しく解説しているサイトがいくらでもあるのでそちらを参考にしてください。

郵便そのものは遅くても2週間ほどあれば日本に届くと思います。

未達が心配なようなら所管の税務署に電話しておいたり、上手く税務署のメールアドレスを聞き出して保険の意味でスキャンした添付ファイルを送るなどしてみてはいかがでしょうか。

うまくいくかどうかはわかりませんが。

確定申告書等|所得税(確定申告書等作成コーナー)|国税庁

 

繰り返しになりますが、住民税を払いたくないので出国時に住民票を抜いてくる方々は、e-Taxでの確定申告はできません。

海外転出後にe-Taxで確定申告を予定しているのでマイナンバーを返納したくないと役所の窓口で言った時も、何にも教えてくれませんでした。

間違っても先走ってICカードリーダーを買わないようにしましょう。

しかし本当にあほらしい・・・