以下のエントリの続きです。
ウェアラブル端末の時代にスパイが腕時計を身につける意味 - 三日坊主を月8回
時計型ウェアラブルは新手の健康器具以上のものになりうるか - 三日坊主を月8回
これからの腕時計が必ずしもウェアラブル端末である必要はないと思うのですが、腕時計の高付加価値化というのは個人的には楽しみなところでもあります。
セイコーさんやカシオさんは既にGPSデータに基づいて自動で時差を修正する電波時計を販売しています。
どこが違う?:セイコー、シチズン、カシオから出揃った、最新GPSソーラーウオッチを使ってみた (1/3) - Business Media 誠
また、エプソンさんはGPSロガーが搭載された時計を販売しています。
このGPSロガー機能はランナーである方に好評だそうで、エプソンさん以外にも多くのメーカーさんが手がけておられます。
お値段は2万円前後から6万円程度まで、まだまだ幅があるようです。
こういったギアは山登りやバックパッカーのみなさんに喜ばれるものだと思われます。
また、災害対応関連の商品としても、優れたポテンシャルを秘めています。
エプソンさんが行政さんや自衛隊さんと協働して防災訓練をしておられる動きは、これからの防災業務のモデルケースとなることでしょう。
かように、腕時計というのはウェアラブル端末としてではなくとも、様々な高付加価値を提供できる要素がおおいにあるはずです。
とりわけ、GPS機能つきのものは、これからの普及がおおいに待たれるところです。