にょろにょろニッチ雑記

Google検索で見つけられない、ちょっとマニアックでニッチな雑記を書き散らします。

あなたはSiriよりパフォーマンスが悪いのでクビになります

データベースへアクセスするためのインターフェースがSiriみたいなのんになったら、今ある仕事がたくさんなくなるよね、と書いたエントリーの続きです。

マシンな同僚はSiriかASIMOか? - 3日坊主を月8回繰り返すブログ

 

そのうち、外国人の出稼ぎ労働者より賃金が高く、Siriのような考える機械よりパフォーマンスが悪いので職がない、なんて若い労働人口がたくさん出てきそうな気がします。
考える機械を「バイトの人」とか「派遣さん」とか「嘱託の人」と言いかえると非常にパッシングを受けそうな発言ですね。
一方で、それまでに職にありつけた人は保身に必死になることでしょう。
何しろ、自分よりも優秀な営業事務の機械に勝たなくてはクビになりかねないんですから。
そらー、能力がなけりゃ今以上にゴマスリに必死になることでしょう。
これも今の日本の労働市場の正社員の皆様の行動そのものですね。
何だか、人間やってるのもあんまり楽しくなさそうな感じです。

ここでの「考える機械」には、連想する能力がないと仮定しています。
しかし、いつの日か、考える機械はビッグデータを活用して、人間と同様の状況パターン認知能力を編み出し、ロボット検索で類似のパターンを人間には不可能な速度で検索し、人間が連想するよりもより多くのアイデア(類似のパターンから得られた知見とそこからの類推)を生み出すようになるでしょう。
そこまで機械ができるとすると、人間が活躍できる余地はチームマネジメントかセレンディピティ(予定とは違う成果や知見を偶然発見する能力)くらいしか残らないかもしれません。
かくして、人やモノを上手く使ってチームとして大きな成果を挙げるリーダーか、他の誰にも作り出せない独自のものを作り出すアーティストでなければ人間としてまともに働くのも難しい、そんな社会が実現されるかもしれません。
なんだかとても合理的だけど働きにくそうですね。

まるでターミネーターマトリックスの世界の話ですが、カーツワイルの言う技術的特異点の向こうに広がっている世界はそんな感じなのではないでしょうか。
もう10年ちょっとで、私たちはそんな社会で生きていかなければならなくなると思うと、いろいろと複雑です。