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カリブ海ら辺でイラついてます。

日本語と英語とスペイン語のネット情報についてイライラすることにしました。

日本サッカーのこれからをにわかが本気出して考えてみた

日本 その他 サッカー

日本代表がグループリーグ敗退しました。
非常に残念でした。

ザッケローニは「もっとメンタルに取り組むべきだった」という言葉を残して辞任しました。
国内メディアは戦犯探しを始めています。
長友選手が悔し涙を流すところは何度もテレビで放映されています。
長谷部選手と本田選手を残して、帰国便で選手は日本に向かっているとのことです。
明日の夜か明後日の午後には記者会見が行われ、何で勝てなかったのか、これからどうするのか、またマスコミのみなさんが根掘り葉掘り聞いてくれるでしょう。
日本サッカー協会(以下JFA)は、スポンサーを失いたくないので無難に記者会見を切り抜けるため今頃必死の準備をしているのではないでしょうか。
ネット上では、すでに批判と同情の意見がすごい勢いで渦巻いています。

以上のような状況を受けて、日本サッカーのこれからを、にわかが本気出して考えてみたのが今日の投稿です。
「何をわかりきったことを」と思いながら読んでいただければ幸いです。


①2020年までを視野にいれたスケジューリング
次のワールドカップはロシアで開催されるので、2018年目指してどうするか考えよう、というようなメディアの取り上げ方が目立ちます。
しかしながら、2020年には東京オリンピックが控えていることから、4年後のフル代表の強化と6年後のUー23代表の強化とを同時に考える必要があります。
その間に何度も国際大会があるので、A代表とB代表とUー23代表の3つのチームの間で選手を融通し合いながらスケジュールを作っていくことが、日本サッカーの強化戦略の最初のステップとなります。
暫定的なスケジュールは以下のとおりです。

2015 アジア杯、コパアメリカ(招待があれば)
2016 コンフェデ杯(アジア杯が優勝できれば)、コパアメリカ特別大会(招待があれば)
リオオリンピック
2017 (W杯アジア最終予選?)
2018 W杯
2019 アジア杯、コパアメリカ(招待があれば)
2020 コンフェデ杯(アジア杯が優勝できれば)、東京オリンピック

このスケジュールの問題は、2015年のアジア杯を獲得できるかどうかが、今後6年の強化における命運を分けてしまうことです。
安定的に強化をするために、2017年か2019年に北太平洋杯(メキシコと4年に1回はテストマッチができれば上出来)をJFAの主導で設けるなど、積極的なスケジューリングが求められるところです。


A代表とUー23代表の間に位置付けられるB代表チームの常設
2013年東アジア杯での教訓を生かし、A代表とUー23代表の間に位置するB代表チームを常設し、東アジア杯と定期の日韓戦を主眼に活動させ、両代表の強化や戦術研究・検証の一助とします。
Jリーグ全体の活性化にもつながることは2013年大会で証明されたとおりです。
ついでに日本人監督に経験を積ませるための場、A代表監督候補の適性確認の機会として積極的に活用すればよいのではないでしょうか。


③育成年代におけるディフェンス指導の改善
以前、ザッケローニ監督が日本代表のディフェンス陣について、「イタリアでは育成年代で叩き込むことを代表に習得させている」というコメントをしたことがメディアで取り上げられていました。
これは裏を返すと、ディフェンス指導にはまだまだ改善点があるということを示しているのではないでしょうか。
2020年のUー23代表は2014年時点で17歳。
トレセンなり各年代の代表合宿時などの機会に、ザッケローニの指導を直接目の当たりにしたスタッフがゾーンディフェンスやラインコントロールなどについて現場で選手や指導者に向けてコンセプトやアイデアを提示していけば、2018年や2020年に向けて、高いラインを保ちながら硬い守備を行うというコンセプトを共有したディフェンス選手を育成年することができるのではないでしょうか。
ザッケローニの指導法の可否とは関係ないところで、日本代表の守備についてはヨーロッパのクラブチームの育成年代の指導法から学びを積み重ねていく必要があります。


Jリーグの活性化
2015年から、Jリーグは採算性の観点から2ステージ制へ移行する予定です。
2ステージ制の是非はともかくとして、そのニュースはリーグ全体にお金がないことを示しています。
実際、Jリーグにはヨーロッパや南米からキャリアハイにある世界的に一流の選手が来ることがありません。
2014年のフォルランにしても、キャリアのピークは何年か前です。
リーグ全体にお金があればこの状況は変えることができます。
お金が集まり、より多くの優れた選手と契約できれば、リーグに優れた選手が集まるでしょう。
優れた選手たちが優れたパフォーマンスをすれば、リーグ全体のレベルの底上げになります。

Jリーグにお金を集める手段として、Jリーグのチームに外資の資本参加を認めることが求められます。
外資系企業のお金で、かつて日本でプレーしたことのあるブラジル代表のフッキのような選手が日本にやってきてプレーすれば、試合を通じて日本の選手がそこから学び、成長していくことが期待できます。
それと同時に、より多くのサッカー人口を国内で抱えられるようになることが日本代表の強化に欠かせないでしょう。


⑤海外リーグへの若手日本人選手の移籍の促進
前述の内容と矛盾するようですが、オランダのように国内から欧州主要リーグへ人材を輩出することでナショナルチームの選手層を厚くすることに長けた国があります。
日本もまたこうした国に習い、若く才能のある選手は十代後半から積極的に欧州へ行くことが求められます。
毎年開催されるCLを経験する日本人選手が増えれば増えるほど、日本代表の選手層が厚くなるでしょう。

非常に残念なことですが、欧州主要リーグで若いうちから助っ人としての役割を果たすために、才能のある選手がたくさん駄目になるでしょう。
しかしながら、ピッチ内外のプレッシャーが厳しい現代サッカーでは才能だけではダメなのです。
W杯ではプレッシャーを受け止めながら、プレーの質と確度を発揮できる選手が求められるのですから。

また、キャリアにつまづいてしまった人材を再び日本国内のリーグで活躍させるように、移籍の促進の一方でJリーグが潤沢な予算を確保できるようになってほしいところです。


⑥攻撃オプションを複数持つ
硬い守りを敷く相手に高速カウンターを仕掛けられない今回の日本代表は見ていて残念でした。

ロンドンオリンピックで通用した前線でのプレス+高速カウンターと、2014年A代表のポゼッションからの流動的な動きの連動➡曲芸的なパス回しで相手ディフェンスを翻弄するサッカーを両立させる可能性を模索してほしいです。
現在の代表で言えば、中心は香川・清武・山口・青山などになるのでしょうか。
香川は出場機会を、清武・山口・青山には積極的によりよいキャリアを追求してほしいところです。


⑦攻撃的なスタイルを継続する
ディフェンスの強化とは別のところで、日本代表の体格から言って守備的な戦術では個人技の質の高い選手が豊富にいるチームには勝率が低いことが容易に想像できます。
今回のような攻撃的なスタイルでしか日本が勝ち星を積み重ねられないと言っても過言ではありません。

W杯で消極的に勝ち点を拾うことに必死になって生き残ろうとする代表を、私たちは見たいのでしょうか。
2000年代の、バックパスばかりでフリーキックでしか点が入りそうにない、つまらない代表のサッカーを、私たちはもう一度見たいのでしょうか。
そんなサッカーを日本代表が追求して、「負けない日本」を見たいだけの人たち以外の誰にとっていいことがあるのでしょうか。


所詮にわかの意見なので、サッカー通のみなさんに思う存分叩いてもらえると嬉しいです。
それで4年後、6年後に、もっと楽しく美しいサッカーをする日本代表が見れるなら、喜んで叩かれましょう。